当社、トタチ工業(株)は、2023年6月6日～8日、タイ、バンコクにて各国の代理店様向けの国際会議を開催致しました。会議には、32か国、81名の代表者の方々に出席を頂きました。2023年6月現在、当社の製品は、世界35か国にて販売されております。
今回の会議では、「EXPANDING THE FUTURE」 -未来を広げる- をテーマに掲げ、将来的な当社の重要な事業目標にもなっております。

会議冒頭には、シンガポール 「TOTACHI INDUSTRIAL CO.,LTD.」 最高経営責任者、ミハイル・バイマン氏より挨拶があり、当社の代表取役社長、西からも歓迎のビデオメッセージがありました。
会議の中で、当社、製造部長の成松勝司より国内の自動車市場の特徴と当社製品の将来的な発展について話があり、参加された各国の方々より関心が集まっておりました。

シンガポール 「TOTACHI INDUSTRIAL CO.,LTD.」 から長期的な販売及び開発戦略の発表があり、2022年度の売上は、22%増、今年度は、30%増で推移しており、成長の原動力として、2輪車及び、2ストローク機器、産業機器向け潤滑油の売上が大きく寄与しておりました。

プレゼンテーションのコーナーでは、当社の下記、新製品が紹介されました。

・大手自動車メーカー（メルセデス・ベンツ、フォード、オペル、ランドローバー、アストン・マーティン、VWなど）の認証を取得したユーロドライブシリーズオイル（Euro Drivr）。
・レーシングカー向けオイル（Ultra Racing）、0W-40、5W-30、5W-40、5W-50、10W-40、10W60。
・欧州ガソリン・ディーゼルエンジン用オイル「Pro Touring M 5W-40」、「Pro Touring L 5W-30」。
・ワイパーブレードとブレーキパッド。
・クリーナーなどの自動車車用ケミカル商品。

上記の商品カテゴリーは、当社の包括的なソリューションを拡大して補完するものです。

当社のクーラント生産は、現在、バンコクに集約されており、アジア地域での競争力強化に貢献しています。
サプライ事業部は、最適なサプライチェーン構築と在庫、最適化となる特徴を説明しました。パンデミック時における生産期間の延長を45日までに短縮することが可能になり、2021年の輸送危機以降、全てのサプライチェーンが正常時へと回復致しました。
協力関係改善策の一環として、UAEに物流ハブ拠点を開設することが発表され、これにより中東、欧州、アフリカ諸国への配送時間が大幅に短縮されることとんなります。
また、シンガポール 「TOTACHI INDUSTRIAL CO.,LTD.」 が各国における流通網整備の推奨モデルに関する報告書を作成し、MCM GROUP (IP Tungusov D.G.)とシンガポール「TOTACHI INDUSTRIAL CO.,LTD.」、ロシア駐在員事務所は、ロシアにおけるブランド開発及び、中央アジア、ヨーロッパにおける代理店の販売管理戦略を共有しました。
グルジアとフィリピンの代理店間では、問題点や今後の課題について、活発な意見交換が行われました。

2日目には、研究センターや生産施設の視察を行いました。現場では、専門スタッフより充填方法や製造の各段階における厳格な品質感知基準などについて話を聞きました。
会議開催中は、各代理店様との個別ミーティングも行い、各地域における当社製品の発展について話し合いを行い、積極的な議論を交わしました。

参加者、皆様の積極的な活動及び、プロフェッショナリズム、問題解決に向けた自信に満ちた取り組みに感謝致します。本イベントは、ビジネス関係を強化し、グローバル市場において当社製品の発展に向け貴重な経験を共有する素晴らしい機会となりました事、感謝致します。